物づくりにまつわる物語

Paulaポーラ

インドで最も古い刺繍方法のひとつに、「Kantha(カンタ)」があります。その起源はとても古く、語源も諸説ありますが、サンスクリット語で「ぼろ布」を意味するkonthaに由来する説が有力です。針と糸のみで一針一針刺繍していく原始的なこの手仕事は、着古して柔らかくなった古い綿のサリーなどを2枚重ねて縫い合わせ、ほころびを刺繍でつくろうことにより、再び長く使う為の知恵として用いられてきました。ベンガル地方の農村が発祥の地とされており、時代の変化や紛争により、これまでに2度途絶えてしまったと言われていますが、バングラディッシュの開放戦争以後、今日では南アジアの何百万人もの女性が実践してきた工芸手法です。

‘Paula’は、この技術と先人の想いを現代へ継承し、手仕事の温もりが持つ力強さを体感していただけるシリーズです。

重ねる2枚の生地の表地には、足踏みミシンで立体感のある刺繍を施した、インド産の綿シルクを用いました。インドの寺院などによく見られる、イスラム建築に用いられる幾何学柄を図案とし、2色のウールの糸で刺繍しています。裏地には、インドで広く愛されている薄地の綿生地を使用しています。重ね合わせて3色で手刺繍されたカンタは、表地の刺繍とも相まって、華やかな力強さを生み出しています。

シリーズを通して、表裏どちらでも着ていただけるリバーシブルなデザインも魅力です。

インドで最も古い刺繍方法のひとつに「Kantha(カンタ)」があります
その起源はとても古く語源も諸説ありますが
サンスクリット語で「ぼろ布」を意味するkonthaに由来する説が有力です
針と糸のみで一針一針刺繍していく原始的なこの手仕事は
着古して柔らかくなった古い綿のサリーなどを2枚重ねて縫い合わせ
ほころびを刺繍でつくろうことにより再び長く使う為の知恵として用いられてきました
ベンガル地方の農村が発祥の地とされており
時代の変化や紛争によりこれまでに2度途絶えてしまったと言われていますが
バングラディッシュの開放戦争以後
今日では南アジアの何百万人もの女性が実践してきた工芸手法です

‘Paula’はこの技術と先人の想いを現代へ継承し
手仕事の温もりが持つ力強さを体感していただけるシリーズです

重ねる2枚の生地の表地には
足踏みミシンで立体感のある刺繍を施したインド産の綿シルクを用いました
インドの寺院などによく見られるイスラム建築に用いられる幾何学柄を図案とし
2色のウールの糸で刺繍しています
裏地にはインドで広く愛されている薄地の綿生地を使用しています
重ね合わせて3色で手刺繍されたカンタは
表地の刺繍とも相まって華やかな力強さを生み出しています

シリーズを通して表裏どちらでも着ていただけるリバーシブルなデザインも魅力です

Hedyヘディ

‘Hedy’は薄く柔らかなベールをまとうことで、体にも心にも心地良い1枚を目指したシリーズです。草木染を用いたこのシリーズは、糸の紡績、生地作り、縫製から染色まで、日本で物づくりを行っています。

コットンの原糸に、強い撚りをかけて吸水性や速乾性を高め、よりきれいな表情に仕上がる、表面のケバを焼く加工を施しています。薄手で繊細な、2種類のテレコ生地に編み立てることで、しなやかでやわらかく、滑らかな肌触りを実現しました。

生地を縫製した後に、製品染めを行っています。今回は新色としてクチナシとザクロを用い、天然染料の持つ本来の色の美しさを活かしたミントとベージュに染めました。また、無染色のホワイト、反応染めを使用したブラックも展開しています。

天然染料だけでは、色の退行や変色、色移りがとても激しく、表現できる色にも限りがあることから、化学染料を混ぜ合わせ色止めしています。染料の50%以上を化学染料が占める草木染めも多い中、Pheetaでは各色に対して25%以下と、化学染料の割合を極限まで抑えています。植物によって生み出される本来の色の美しさや手法へのこだわりと、長く着用していただけるよう、取り扱い易さとの両立を目指しました。

ネームの代わりのチャームやボタンには、インド製の真鍮素材を使用し、シンプルながらも、Pheetaらしい細かなこだわりを詰め込みました。

※草木染めを用いたカラーの商品は、取り扱いにはご注意ください。直射日光や蛍光灯などの長時間照射により色褪せすることがございます。また、汗や飲料などの付着は変色の原因となりますので、すみやかに洗ってください。

‘Hedy’は薄く柔らかなベールをまとうことで体にも心にも心地良い1枚を目指したシリーズです
草木染を用いたこのシリーズは
糸の紡績生地作り縫製から染色まで日本で物づくりを行っています

コットンの原糸に強い撚りをかけて吸水性や速乾性を高めよりきれいな表情に仕上がる
表面のケバを焼く加工を施しています
薄手で繊細な2種類のテレコ生地に編み立てることで
しなやかでやわらかく滑らかな肌触りを実現しました

生地を縫製した後に製品染めを行っています
今回は新色としてクチナシとザクロを用い
天然染料の持つ本来の色の美しさを活かしたミントとベージュに染めました
また無染色のホワイト反応染めを使用したブラックも展開しています

天然染料だけでは色の退行や変色色移りがとても激しく表現できる色にも限りがあることから
化学染料を混ぜ合わせ色止めしています
染料の50%以上を化学染料が占める草木染めも多い中
Pheetaでは各色に対して25%以下と化学染料の割合を極限まで抑えています
植物によって生み出される本来の色の美しさや手法へのこだわりと
長く着用していただけるよう取り扱い易さとの両立を目指しました

ネームの代わりのチャームやボタンにはインド製の真鍮素材を使用し
シンプルながらもPheetaらしい細かなこだわりを詰め込みました

※草木染めを用いたカラーの商品は取り扱いにはご注意ください
直射日光や蛍光灯などの長時間照射により色褪せすることがございます
また汗や飲料などの付着は変色の原因となりますのですみやかに洗ってください

Billieビリー

ギャザーとは、布を縫い縮めて立体化したり、美しいボリュームを出したりする装飾的な技法です。‘Billie’は、一般的な技法を繰り返し重ねることで、特別な美しさを生み出したシリーズです。

生地には、インド製ならではの織り密度が甘く、柔らかで薄手のコットンボイル素材を使用しています。軽くて透け感のある平織物で、通気性が良いのが特徴です。

ボイルの薄さを活かし、ギャザーを寄せ集めた生地に、シャーリングゴムをフリルと一緒に縫い付けました。通常の1着に使われる量の3から4倍もの生地を使用し、何段にもギャザーとフリルを重ねることで、力強い美しさが宿っています。丁寧に且つ、贅沢に積み重ねた技法により、特別な1枚に仕立てました。

あでやかな印象ながら、全面にシャーリングゴムが入っていることで、ストレッチ性を有します。天然繊維を使用することで、ご家庭でもお手入れしやすい仕様に仕上げています。

ドレスアップした装いからカジュアルまで、様々な場面でお使いください。

ギャザーとは布を縫い縮めて立体化したり美しいボリュームを出したりする装飾的な技法です
‘Billie’は一般的な技法を繰り返し重ねることで特別な美しさを生み出したシリーズです

生地にはインド製ならではの織り密度が甘く
柔らかで薄手のコットンボイル素材を使用しています
軽くて透け感のある平織物で通気性が良いのが特徴です

ボイルの薄さを活かしギャザーを寄せ集めた生地に
シャーリングゴムをフリルと一緒に縫い付けました
通常の1着に使われる量の3から4倍もの生地を使用し
何段にもギャザーとフリルを重ねることで力強い美しさが宿っています
丁寧に且つ贅沢に積み重ねた技法により特別な1枚に仕立てました

あでやかな印象ながら全面にシャーリングゴムが入っていることでストレッチ性を有します
天然繊維を使用することでご家庭でもお手入れしやすい仕様に仕上げています

ドレスアップした装いからカジュアルまで様々な場面でお使いください

Elizaエリザ

‘Eliza’は、透け感と柔らかな光沢が美しい素材に緻密な手仕事を掛け合わせ、しなやかで幻想的な、美しい女性像を映し出したシリーズです。

素材は、インド製の綿糸にレーヨンを混ぜて織り上げたボイルを使用しています。透けた雰囲気の薄地の目の粗い織物で、その風通しの良さから、インドでは広く愛用されている素材です。レーヨンを混ぜることで、透け感の中に、ほんのりと光沢感を宿しました。

このボイル素材を活かし、5から6倍もの分量を手作業でギャザーとタックに寄せて、首周りのボリュームを作り上げました。袖や見頃の立体感のある美しいシルエットも、 手仕事でしか折れない巾の繊細なタックや、シャーリングゴムで1点ずつ縫い留められたギャザーによって生み出されています。

柔らかな素材と緻密な手仕事の掛け合わせから生まれる、しなやかな華やかさを纏うことで、女性の内面に宿る美しさが引き出される1着です。

‘Eliza’は透け感と柔らかな光沢が美しい素材に緻密な手仕事を掛け合わせ
しなやかで幻想的な美しい女性像を映し出したシリーズです

素材はインド製の綿糸にレーヨンを混ぜて織り上げたボイルを使用しています
透けた雰囲気の薄地の目の粗い織物でその風通しの良さから
インドでは広く愛用されている素材です
レーヨンを混ぜることで透け感の中にほんのりと光沢感を宿しました

このボイル素材を活かし5から6倍もの分量を手作業でギャザーとタックに寄せて
首周りのボリュームを作り上げました
袖や見頃の立体感のある美しいシルエットも 手仕事でしか折れない巾の繊細なタックや
シャーリングゴムで1点ずつ縫い留められたギャザーによって生み出されています

柔らかな素材と緻密な手仕事の掛け合わせから生まれるしなやかな華やかさを纏うことで
女性の内面に宿る美しさが引き出される1着です

Phoebeフィービー

土台となる布の上に、別の布や皮などの小片を縫い留めたり、貼り付ける手芸を、アップリケといいます。国や地域により様々な手法や歴史がありますが、インドでは北グジャラート州が発祥とされています。中でも、表面の生地にカットワークを施して形を形成する手法は「リバース・アップリケ」と呼ばれ、インドのアップリケ文化を象徴する一つです。一針一針手縫いされたアップリケは、裏から見ても美しい仕上がりが特徴です。その多くは工芸品として、ベットシーツやクッションカバーなどのホームファニシングに用いられてきたこの手法をPheetaでは、洋服に繋ぎ合わせています。

‘Phoebe’は、現代の装いに古来からの手仕事を組み入れることで、その魅力を新たに引き出したシリーズです。

土台となる生地にはオーガニックコットンを使用し、独特のシボ感やネップの風合いが残る、インドならではのしっかりとした平織りに仕上げています。カットワーク部分には、上品な透け感とほどよい張り感を持ち合わせたコットンオーガンジーを用いています。

図案には、地図のようにも草花のようにも見える図案を書き起こしました。1点ずつ表生地をカットしながら手縫いでアップリケを施しているため、Pheetaのアイテムの中でも、とても長い時間と繊細な技術を必要とするシリーズです。

アップリケから醸し出される楽しさから、伝統的な手仕事の新たな魅力を感じていただければ幸いです。

土台となる布の上に別の布や皮などの小片を縫い留めたり
貼り付ける手芸をアップリケといいます
国や地域により様々な手法や歴史がありますが
インドでは北グジャラート州が発祥とされています
中でも表面の生地にカットワークを施して形を形成する手法は
「リバース・アップリケ」と呼ばれインドのアップリケ文化を象徴する一つです
一針一針手縫いされたアップリケは裏から見ても美しい仕上がりが特徴です
その多くは工芸品としてベットシーツやクッションカバーなどの
ホームファニシングに用いられてきたこの手法をPheetaでは洋服に繋ぎ合わせています

‘Phoebe’は現代の装いに古来からの手仕事を組み入れることで
その魅力を新たに引き出したシリーズです

土台となる生地にはオーガニックコットンを使用し独特のシボ感やネップの風合いが残る
インドならではのしっかりとした平織りに仕上げています
カットワーク部分には
上品な透け感とほどよい張り感を持ち合わせたコットンオーガンジーを用いています

図案には地図のようにも草花のようにも見える図案を書き起こしました
1点ずつ表生地をカットしながら手縫いでアップリケを施しているため
Pheetaのアイテムの中でもとても長い時間と繊細な技術を必要とするシリーズです

アップリケから醸し出される楽しさから
伝統的な手仕事の新たな魅力を感じていただければ幸いです

Veraベラ

肌着のように身に纏え、気軽に手入れできる、汎用性の高い1枚を目指しました。‘Vera’は、まるでニットのように伸びやかで、着心地の良い、第二の肌を目指したシリーズです。

素材は、薄地の綿糸にポリウレタンを引き揃えた生地から織りあげることで、布帛でありながらも、ニットのような伸縮性と柔らかさを実現しました。通気性が良いことから、夏場でも蒸れにくくご着用いただけます。

綿糸に麻を少し加え、生地表面に陰影をつけて織りあげることで、同色のシャドーチェックが浮かび上がるように仕立てました。素材自体もしっかりとした厚みが出るように改良し、生地の伸縮性も強めています。

素材を生かした簡素なデザインは、ディテールが際立ったPheetaのこれまでのアイテムに溶け込むよう、重ね着としての使いやすさも重視して製作しています。ご家庭で簡単にお手入れできる手軽さも魅力です。

様々な着こなしの中で、日常的に身に纏ってご愛用いただければ幸いです。

肌着のように身に纏え気軽に手入れできる汎用性の高い1枚を目指しました
‘Vera’はまるでニットのように伸びやかで
着心地の良い第二の肌を目指したシリーズです

素材は薄地の綿糸にポリウレタンを引き揃えた生地から織りあげることで
布帛でありながらもニットのような伸縮性と柔らかさを実現しました
通気性が良いことから夏場でも蒸れにくくご着用いただけます

綿糸に麻を少し加え生地表面に陰影をつけて織りあげることで
同色のシャドーチェックが浮かび上がるように仕立てました
素材自体もしっかりとした厚みが出るように改良し生地の伸縮性も強めています

素材を生かした簡素なデザインは
ディテールが際立ったPheetaのこれまでのアイテムに溶け込むよう
重ね着としての使いやすさも重視して製作しています
ご家庭で簡単にお手入れできる手軽さも魅力です

様々な着こなしの中で日常的に身に纏ってご愛用いただければ幸いです

Fernファーン

布にまつわる歴史が深いインドでは、今でも各州ごとに名前のついた、さまざまな種類の手刺繍が受け継がれています。ウッタル・プラデーシュ州の首都であるラクナウには、「チカンカリ」と呼ばれる美しい手刺繍があります。自由自在に針と糸を操り、メッシュのようなパーツから、玉のように厚みを出したパーツまで、全て手作業で作ってしまう、繊細で芸術的な刺繍です。ラクナウ地方では、近所の女性たちが集まり、おしゃべりをしながらチカンカリをする姿が、現在も見受けられます。

チカンカリは、古く謎めいた起源を持ち、とても多くの逸話が残されています。その一つには、ラクナウ近郊の集落を通りかかった旅人が、貧しい農民からの親切な水の施しへの御礼として、生涯飢えることがないようにチカンカリの技術を教えた、という物語があります。

‘Fern’は、この精巧な刺繍技術を用い、透明な美しさを表現したシリーズです。

生地には、「チャンデリ」と呼ばれる、インド産の伝統的な素材を使用しています。インドならではの薄くて甘織の綿素材に、しなやかなシルク特有の光沢感を加えることで、独特の表情を生み出しています。チカンカリの図案には、草花を選びました。洋服の形に仕立てた後は、ゆとりあるサイズながらもシルエットは細身になるように、1点1点手絞りを施して仕上げています。

※手絞りによる楊柳のような縦ジワは、着用と洗濯を繰り返す中で少しずつ取れていきます。ご自身でねじって干すことで、再度シワを強く出すことができます。お好みでお試しください。また、メンズアイテムに関しては、薄手の5オンスのデニム素材に、チカンカリを施しています。

布にまつわる歴史が深いインドでは
今でも各州ごとに名前のついたさまざまな種類の手刺繍が受け継がれています
ウッタル・プラデーシュ州の首都であるラクナウには
「チカンカリ」と呼ばれる美しい手刺繍があります
自由自在に針と糸を操りメッシュのようなパーツから玉のように厚みを出したパーツまで
全て手作業で作ってしまう繊細で芸術的な刺繍です
ラクナウ地方では近所の女性たちが集まり
おしゃべりをしながらチカンカリをする姿が現在も見受けられます

チカンカリは古く謎めいた起源を持ちとても多くの逸話が残されています
その一つにはラクナウ近郊の集落を通りかかった旅人が
貧しい農民からの親切な水の施しへの御礼として
生涯飢えることがないようにチカンカリの技術を教えたという物語があります

‘Fern’はこの精巧な刺繍技術を用い透明な美しさを表現したシリーズです

生地には「チャンデリ」と呼ばれるインド産の伝統的な素材を使用しています
インドならではの薄くて甘織の綿素材にしなやかなシルク特有の光沢感を加えることで
独特の表情を生み出しています
チカンカリの図案には草花を選びました
洋服の形に仕立てた後はゆとりあるサイズながらもシルエットは細身になるように
1点1点手絞りを施して仕上げています

※手絞りによる楊柳のような縦ジワは着用と洗濯を繰り返す中で少しずつ取れていきます
ご自身でねじって干すことで再度シワを強く出すことができますお好みでお試しください

またメンズアイテムに関しては薄手の5オンスのデニム素材にチカンカリを施しています

Danieleダニエル

西ベンガル州の首都であるコルカタにて、手紡ぎ・手織りを行い、カディデニムを織り上げました。「Khadi(カディ)」とは、インドを代表する伝統的な素材であり、その起源は、インドがイギリスの植民地だった時代に遡ります。インド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンディーは、インド各地を歩き回り、手紡ぎ・手織り布であるカディを生産することで、自国の産業を確立し、国民が自立するように呼びかけました。この成り立ちにより、イギリスの機械織り綿布に抵抗する、インド独立運動の象徴として、現在でもインドの人々から愛され続けています。

‘Daniele’は、インドに根付く伝統的な手織り素材を通じて、手仕事の温もりが生み出す美しさを体感いただけるシリーズです。

今回は、このカディデニムを、濃色のインディゴとオフホワイトの2色で製作しました。甘めの手紡ぎによる、手織り生地の風合いを活かした、ゆったりとした太めのシルエットとサイズ感が特徴です。機械紡績された糸を自動織機で織った、均質な生地とは異なり、1点1点少しずつ異なる生地の表情や厚みが、温かみを生み出します。使い込むごとに少しずつ色褪せていく経年変化をお楽しみください。

インド独自の文化を感じる1着です。

※こちらのシリーズは、藍染(インディゴ)を使用しているため、経年変化して色褪せが生じます。味としてお楽しみいただくとともに、他の物への色移りにはお気をつけくださいませ。

西ベンガル州の首都であるコルカタにて手紡ぎ・手織りを行いカディデニムを織り上げました
「Khadi(カディ)」とはインドを代表する伝統的な素材であり
その起源はインドがイギリスの植民地だった時代に遡ります
インド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンディーはインド各地を歩き回り
手紡ぎ・手織り布であるカディを生産することで
自国の産業を確立し国民が自立するように呼びかけました
この成り立ちによりイギリスの機械織り綿布に抵抗するインド独立運動の象徴として
現在でもインドの人々から愛され続けています

‘Daniele’はインドに根付く伝統的な手織り素材を通じて
手仕事の温もりが生み出す美しさを体感いただけるシリーズです

今回はこのカディデニムを濃色のインディゴとオフホワイトの2色で製作しました
甘めの手紡ぎによる手織り生地の風合いを活かした
ゆったりとした太めのシルエットとサイズ感が特徴です
機械紡績された糸を自動織機で織った均質な生地とは異なり
1点1点少しずつ異なる生地の表情や厚みが温かみを生み出します
使い込むごとに少しずつ色褪せていく経年変化をお楽しみください

インド独自の文化を感じる1着です

※こちらのシリーズは藍染(インディゴ)を使用しているため経年変化して色褪せが生じます
味としてお楽しみいただくとともに他の物への色移りにはお気をつけくださいませ

Stellaステラ

手仕事でしか折れない巾や柄のタックを配したシャツやドレスに、精巧なリバーレースを惜しみなく散りばめたキャミソール。繊細な手仕事を、大胆かつふんだんにあしらいました。

‘Stella’は、Pheetaが大切にしてきた技術やデザインを集約したシリーズです。

キャミソールに配したリバーレースは、19世紀初頭にイギリスで開発された、100年以上の歴史をもつボビンレース機から生まれます。人の手で、1本1本糸をかけた5,000枚ものボビンから紡がれる姿には、柔らかな風合いと温かな美しさが宿ります。3種類のレースを重ね合わせることで1枚の図案を形成し、生地に縫い付けるのではなく、接ぎ合わせることで、ほどよい透け感に仕立てています。

本体生地には、インドならではの織り密度の甘い、平織りした麻を使用しました。風が通り抜ける涼しさがありながらも、1枚で着用しても透けすぎることはありません。タックが生み出す生地の贅沢なボリュームが美しく映えるよう、素材の密度にこだわりました。ドレスは麻ならではの軽やかさを活かし、たっぷりとしたシルエットに仕上げています。

Pheetaだからこそ表現できる贅沢な一着を、どうぞご堪能ください。

手仕事でしか折れない巾や柄のタックを配したシャツやドレスに
精巧なリバーレースを惜しみなく散りばめたキャミソール
繊細な手仕事を大胆かつふんだんにあしらいました

‘Stella’はPheetaが大切にしてきた技術やデザインを集約したシリーズです

キャミソールに配したリバーレースは
19世紀初頭にイギリスで開発された100年以上の歴史をもつボビンレース機から生まれます
人の手で1本1本糸をかけた5,000枚ものボビンから紡がれる姿には
柔らかな風合いと温かな美しさが宿ります
3種類のレースを重ね合わせることで1枚の図案を形成し
生地に縫い付けるのではなく接ぎ合わせることでほどよい透け感に仕立てています

本体生地にはインドならではの織り密度の甘い平織りした麻を使用しました
風が通り抜ける涼しさがありながらも1枚で着用しても透けすぎることはありません
タックが生み出す生地の贅沢なボリュームが美しく映えるよう素材の密度にこだわりました
ドレスは麻ならではの軽やかさを活かしたっぷりとしたシルエットに仕上げています

Pheetaだからこそ表現できる贅沢な一着をどうぞご堪能ください

Trinityトリニティ

胸回りの生地を切り替えた、メンズのフォーマルなドレスシャツを「ブザムシャツ」と呼びます。‘Trinity’は、現代の日常にブザムシャツを組み入れたシリーズです。

1stコレクションから続く定番のシリーズを、今回は2種類の素材を用いて製作しました。先ずは、太番手のオーガニックコットンを平織りしたインド製のポプリンの定番素材です。さらに、ポプリンと同じ厚みの、薄手の5オンスのデニム素材も使用しました。ワンウォッシュで仕上げたインディゴブルーです。

切り替えた胸回りのディテールは、本来のブザムシャツにならって、手仕事のピンタックで表現しています。デニム素材は、製品で洗い加工を加えることで、より奥行のある表情に仕上がりました。

また、今回のコレクションでは、同シリーズでパンツも製作しました。伝統的な特徴は守りながらも、動きやすく風が通るような、余裕のあるシルエットがシリーズの特徴です。

※「ホワイト」カラーでは、襟の裏側を、薄いベージュで仕立てていることも、Pheeta特有の仕様となります。着用いただく中での生地の黄ばみを目立ちづらくすることで、さらに長く着ていただけるようにと考えています。

胸回りの生地を切り替えた
メンズのフォーマルなドレスシャツを「ブザムシャツ」と呼びます
‘Trinity’は現代の日常にブザムシャツを組み入れたシリーズです

1stコレクションから続く定番のシリーズを今回は2種類の素材を用いて製作しました
先ずは太番手のオーガニックコットンを平織りしたインド製のポプリンの定番素材です
さらにポプリンと同じ厚みの薄手の5オンスのデニム素材も使用しました
ワンウォッシュで仕上げたインディゴブルーです

切り替えた胸回りのディテールは
本来のブザムシャツにならって手仕事のピンタックで表現しています
デニム素材は製品で洗い加工を加えることでより奥行のある表情に仕上がりました

また今回のコレクションでは同シリーズでパンツも製作しました
伝統的な特徴は守りながらも動きやすく風が通るような
余裕のあるシルエットがシリーズの特徴です

※「ホワイト」カラーでは襟の裏側を
薄いベージュで仕立てていることもPheeta特有の仕様となります
着用いただく中での生地の黄ばみを目立ちづらくすることで
さらに長く着ていただけるようにと考えています